各課情報/海洋森林課

佐賀のカツオ

カツオフォーラム

2012年3月15日 17時00分 公開     2016年3月31日 13時43分 更新

第1回カツオフォーラムin黒潮町~カツオビジネス創造会議2009~

平成21年10月31日土曜日、佐賀総合センターで「第1回カツオフォーラムin黒潮町~カツオビジネス創造会議2009~」が開催されました。
当日は、町内関係者のみにとどまらず、全国各地から、カツオに精通する漁業関係者や専門家等が一同に集結しました。約200人もの参加者で熱気に包まれた会場内では、佐賀漁師町で代々伝承されている、舟歌と鼓踊り(佐賀の鼓踊り保存会)の勇壮なオープニングセレモニーで幕開けが飾られた後、第1部「わが町のカツオ自慢」として、中土佐町(田中鮮魚店代表/田中隆弘氏)、黒潮町(高知県漁協佐賀統括支所女性部長/境文子氏)、愛南町(愛南町漁業協同組合事業部長/藤田知右氏)から、それぞれカツオ資源を活用した取り組みが紹介されました。
第2部は各業界で活躍する7人のパネリスト(高知県漁業協同組合代表理事組合長/明神努氏、高知新聞社記者/福田仁氏、土佐料理司代表取締役社長/竹内太一氏、高知大学副学長/受田浩之氏、愛媛大学南予水産研究センター副センター長/若林良和氏、(株)FBTプランニング・元味の素(株)食品研究所長/久塚智明氏、沖縄大学法経学科教授/上田不二夫氏)による「カツオに対する熱きスピーチリレー」。各専門分野での視点から、カツオに関する貴重な情報提供や問題提起、熱い思いが語られました。
第1部、第2部に引き続き、第3部のカツオビジネス創造会議では、「カツオを売り出すだけでなく大切な資源として守ろう。自然と共存する手法を国内外ですすめよう」「魚、カツオの問題は漁師だけの問題ではない。将来の「食糧問題」への問題提起としてのひとつのモデルである」、「カツオ漁を取り巻く様々な環境への課題は黒潮町だけで解決できる(すべき)問題ではない。今後も引き続きこのような機会が必要ではないか」壇上のコメンテーター(第1、2部報告者及び黒潮町長)だけでなく、参加された地域住民や高知県関係者、宮城県気仙沼市漁協関係者の方々らからも、本会議の開催の意義、そして継続すべき重要性の声が上がり、そのたびに、会場内では自然に大きな拍手が挙がっていました。

今日まで、全国各地でそれぞれに、ご活躍、また課題解決のために奮闘していた人々が、一つに集まり、熱い思いと決意を共有し合えた、本当に貴重な1日となりました。
熱気もピークに達した会場で、最後に、高知県漁協佐賀統括支所青年部長:岸本圭吉氏から「黒潮一番地宣言」がされ、第1回目の記念すべきカツオフォーラムの幕が閉じられました。

※本会議の記録冊子&DVDを制作予定としております。

舟歌

鼓踊り

中土佐町/田中氏、黒潮町/境氏、愛南町/藤田氏)

カツオビジネス創造会議

 

黒潮一番地宣言

カツオは古来、花鳥風月を愛する日本人の食と文化に大きな影響を与えてきました。ところが、カツオの一本釣りの盛んな黒潮町の漁業者から「カツオが、これまでのように獲れなくなってきている…」という直感的な不安が発信されたことから本日のフォーラムが計画されました。
本日は、カツオにゆかりがあり、産・学・官の各界でご活躍されている方々をパネリストとしてお招きしご意見を伺うとともに、カツオ産業の盛んな各地域の情報交換を行うことができました。その結果、様々な問題や課題、そして可能性が明らかになってきたと思います。私達にとって、これまで身近な食材であったカツオ資源の実態はどうなっているのか。また、カツオの食文化とその高付加価値化や有効利用方法はどのように変化し、どのような可能性があるのか、まだまだ継続した調査・研究と課題への挑戦が必要ではないでしょうか。
カツオ資源の実態を把握するためには、海洋資源調査機関のデータのみならず、日々海の上でカツオを追っている漁業者の目による観察情報は、特に貴重な指標として認識する必要があります。一方、有効活用によるカツオ資源の可能性を高めるためには、産業界の積極的な参画を得ることが大切です。
そこで、本フォーラムをきっかけとして、将来にわたり、日本人とカツオとの上手な付き合い方を探るために、カツオ産業の盛んな地域と産・学・官の関係者及びカツオに関心が深い人々が集い、情報交換をはじめ、調査・研究及び意見交換を継続して行なう機会、 「カツオ学会」のような仕組みを創設していくことを、本日参加者の賛同を得てここに宣言したいと思います。

2009年10月31日高知県・黒潮町

ダウンロード黒潮一番地宣言(PDFファイル

 

趣旨及びテーマ

カツオは古来、日本人の食と文化に大きな影響を与えてきました。
そして、黒潮洗う高知県には、カツオの一本 釣りを生業としている人が多くいます。
中でも、本会議を呼びかける黒潮町は、「カツオ一本釣りにおける日本一 の漁獲高を誇る船団」を有し、高知県で最も多くのカツオが水揚げされる町であり、カツオ関連の産業と文化の盛衰は、町の産業と文化の盛衰に直結する課題と考えています。
ところが、カツオを一本一本釣り上げる漁法にこだわってきた本町の漁師が今、頭を傾げて感じていることは「カツオが、これまでのように獲れなくなってきた…。」ということです。
自然環境の変化や人と文化の交流において、グローバルな思考が欠かせない現在、私達にとっては身近な食材であったカツオ資源や漁の実態はどうなっているのか。
また、カツオの食文化とその高付加価値化や有効利用方法はど のように変化しているのか、カツオ産業(カツオ漁業、鰹節製造業など)の盛んな日本各地が交流を図り、相互に 活性化するための連携を検討する中で、これからの日本人とカツオとの上手な付き合い方を探っていきたいと思います。
今こそ、カツオの価値を問い直し、みんなでつむぎ合いましょう!

開催内容

  1. 開会アトラクション(舟歌・鼓踊り)
  2. 開会挨拶(黒潮町長/下村正直)
  3. 第Ⅰ部:わがまちのカツオ自慢
    1)中土佐町(田中鮮魚店代表/田中隆弘)
    2)黒潮町(高知県漁協佐賀統括支所女性部長/境文子)
    3)愛南町(愛南町漁業協同組合事業部長/藤田知右)
  4. 第Ⅱ部:カツオに対する熱きスピーチリレー
    1)「カツオ漁の現況」(高知県漁業協同組合代表理事組合長/明神努)
    2)「守れ カツオ資源」(高知新聞社記者/福田仁)
    3)「土佐の一本釣りの活路を開く」(土佐料理司代表取締役社長/竹内太一)
    4)「食品科学から見たカツオ」(高知大学副学長/受田浩之)
    5)「黒潮文化としてのカツオ」(愛媛大学南予水産研究センター副センター長/若林良和)
    6)「出汁としてのカツオの価値」((株)FBTプランニング・元味の素(株)食品研究所長/久塚智明)
    7)「琉球王朝時代の鰹節」(沖縄大学法経学科教授/上田不二夫)
  5. 第Ⅲ部:カツオビジネス創造会議
  6. 黒潮一番地宣言(高知県漁協佐賀統括支所青年部長:岸本圭吉)
  7. 閉会挨拶(黒潮町副町長/山本牧夫)

 

日戻りガツオが食える店

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一本釣りカツオ漁師のまち、黒潮町やき提供できる、日戻りガツオ。
ほいたら、どこへ行ったら食えるがぜ?
町内で戻りガツオを食べられる場所、教えちゃうきね。

日戻りガツオ提供店マップは黒潮町観光サイトに掲載!

 

土佐さがカツオの一本釣り漁船が出港

1月19日午前11時、正午に、カツオ一本釣り漁船の第123佐賀明神丸、第63明神丸が佐賀漁港を出港しました。
例年と同じく町内県内でも第1陣となる船出です。2月から3月にかけて町内のカツオ船団が続々と佐賀漁港を出港します。
漁師のみなさん、今年も長い海での生活が始まりましたが、航海中の怪我や病気、事故のないよう、そして何よりも大漁を祈って待っています!

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船出を待つ第123佐賀明神丸

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家族や恋人、友だちなどたくさんの方々に見送られながら出港しました

カツオの一本釣り漁

黒潮町の佐賀では、昔からカツオの一本釣り漁が盛んです。現在佐賀の一本釣り漁の船団は、大型船9隻、中型船10隻。(平成19年6月現在)
毎年2月から3月に佐賀漁港を出港したカツオ船団は、11月、12月までの間、南はフィリピン沖近く、北は北海道や三陸沖をなぶら(カツオの群れ)を追い求めます。
大型船の漁獲量は、毎年全国でも上位を争っており、昔ながらの漁師気質を持つ漁師たちと古くからの伝統のカツオ漁は黒潮町の自慢です。

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カツオの一本釣り漁

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カツオの水揚げ(場所:佐賀漁港市場)

カツオのタタキづくり体験

平成15年11月から運営している「カツオふれあいセンター黒潮一番館」では、獲れたての新鮮なカツオ料理を食べることができます。
また予約をすればタタキづくり体験をすることもでき、県内外からの観光客や修学旅行生に大変人気を呼んでいます。
カツオのタタキづくり体験では、地元の漁師や漁協女性部の方々が、丸ごと1本のカツオを捌いて藁で焼くまで付っきりで指導してくれますので、「今まで一度も魚を捌いたことはないけど…」という方でもすぐにマスターできるでしょう。毎年訪れる修学旅行生も、小学生から高校生まで、みなさん楽しんで体験していただいています。

【黒潮一番館からメッセージ】

子どもたちには、タタキづくりでのふれあいを通して、食の大切さを学んでもらえるように心がけています。訪れていただいた方みんなに、黒潮町のおいしいカツオを味わっていただきたいと思っておりますので、お近くにお越しの際はぜひお立ち寄りください。

 

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